原因は分かっているのですが…
今回は万全を尽くしてhttps化を試みたのですが、何らかの原因があってちゃんとhttps化にならない話をしようかなって思います。
https化した時になかなか上手く行かない時は意外なところに原因があったりします。
その原因で一番思い当たるのがプラグインです。
まずプラグインが更新していない古い状態ですと、それだけでhttps化の妨げになる事も考えられます。
とりあえず更新しておきましょう。
もちろんWordPress自体もなるべくバージョンを上げておいた方が好ましいですね。
当ブログにも入っているプラグインで、GT Translate(ジーティー トランスレイト)という記事を多言語に翻訳してくれる便利なプラグインがあります。
結論から言っちゃいますと、今回このプラグインがhttps化の妨げになっていた事に気付いたのですが、それまで色々悩んで試行錯誤してみても状況が変わらなかったので、どうやって問題を解決したのか備忘録を兼ねて書き記しておきたいと思います。
まずは基本的にGT Translateだけでなく、他に有効化されているプラグインも更新されていなかったら、更新しました。
とりあえずその状態だとhttps化はされていません。
F12キーを押すとhttps化にならない原因が分かります。
Mixed Contentと表示されているものがあれば、それが原因になっています。
そのメッセージにURLが載っているので確認すると、最初がhttpで始まっています。
https化したブログの中にhttpの内容が存在しているので、それがMixedされてしまっているからhttps化が正常に行われないんだなと、素人ながらに分かりました。
そのURLは他にGT Translateの文字が掲載されているので、何かGT Translateと関係のあるものなんだなっていうのが分かります。
しかしプラグインは最新の状態に更新されているのにどうしてだろう?って思います。
GT Translateはhttpsに対応してないのかって思いますが、そんな事は有り得ません。
現にGT Translateのサイトを見ると立派にhttps化されているではありませんか。
たまたまGT Translateのサイトに来たので、サイトから直接プラグインをインストールしてみようと思いました。
翻訳するプラグインのサイトだけあって、日本語にももちろん対応しています。
まあ結局WordPressのサイトに飛ぶんですけどね…
既にインストールしていたGT Translateのプラグインを一旦削除して、サイトからダウンロードして来たプラグインをインストールしてみました。
すると…
今度はちゃんとhttps化されているではありませんか!
やはりサイトにあるものが最新という事なのでしょうか?
ちなみに本件は別の方法でも解決出来ます。
このGT Translateは割と細かい設定が出来まして、表示する言語や国旗のアイコンの大きさ等、色んな設定が出来るのも魅力の一つでもあります。
しかもそれで無料ですからなかなかいいプラグインだと思います。
もちろん気に入ったら有料版もあります。
その中で、phpをいじれるような部分があります。
Widget Code(ウィジェット コード)と呼ばれています。
私はほとんどトウシロみたいなものですので、そういうものに正直疎いのですが、そこに記述されてあるものにふっと目が留まりました。
あれ?
どうもF12を押して出て来たMixed Contentに記述されていたURLと思しきものが掲載されているではありませんか。
ああ、原因はこれか!
どうもそこは英字で『もしよかったら編集してみて』という意味合いの英文が記されてありますので、編集してもいいんだなという事は理解出来ました。
なのでそこに記載されているURLのhttpにsを足してみました。
それで試しに自分のサイトを見てみると…
ちゃんとhttps化しています!
原因はこれなんですね!
何か原因が分かって、しかもそれが解決出来たので、妙にスッキリした気分になれました。
もしhttps化しようとしていて、どうしてもMixed Contentがあってhttps化出来ない時は、プラグインをちょっと確認してみてください。