A pessimist is simply an informed optimist

unluck

ズバリ、発想の転換

直訳:悲観的な人はたんによく知っている楽観的な人だ。
日本にはなかなか見られないような、いかにも英語のことわざっぽい発想です。
悲観的な人と言うと何となくネガティブな印象を与えますが、ここはネガティブな人も実はと言うと楽観的な人なんだという実に楽観的な言い回しです。
日本よりも海外の方がネガティブな事もポジティブに転換する術が長けているような気がします。

確かに悲観的な人は色んな可能性を考えて、どんな状況でも想定しているので、例えどんな状況が飛び込んで来たとしても受け入れられる、ある種楽観主義者だと言えるかもしれません。
普段有り得ない事を想定するのは、その想定する内容にも依りますが今の時代は必要な事だと思います。

楽観的な人はあまり深く考えたりはしないので、いざという状況に陥るとあたふたしてしまったりする事もありますが、悲観的な人というのはどんな状況でも落ち着いていられるので、そういう意味では悲観的な人ほど落ち着いて色んな状況に対処出来る楽観的な人なんじゃないのかなって思います。

悲観的という言葉のニュアンスはいかにもマイナスなイメージが出て来やすいのですが、実はというとかなり色々気が回るかなり卓越した能力なのかもしれません。
ただ悲観的なのもどんどん自分の中で追い詰めてしまう傾向があるので、悲観的に色んな選択肢を思い浮かばす程度で抑えておいた方がいいでしょう。
悲観的な要素を自分の中でコントロール出来れば、決してネガティブな事ではないと思います。

慎重という言葉も悲観よりかはネガティブな印象は無いですが、場面によってはちょっと後ろ向きな印象があります。
でも悲観ほど悪いイメージはありません。
悲観と慎重は色んな状況を思い描く事が出来るという点では似ています。悲観は悪い方向に捉えてしまいがちで、慎重は失敗しないように手堅い行動を取るというところで意味合いが違って来ます。

いずれにしても「~過ぎる」のが良くないので、泥沼にハマってしまう前に転換するのが大事です。
そこに海外の思想のルーツがあるのかもしれません。
英語のことわざから普段とは全く違った視点での考え方を学びたいですね。

そうすることで行き止まりから抜け出す手段を見つける事が出来るかもしれません。
発想の転換。
大事ですね。

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