以前は大活躍でした
今回も日本の古き良き物に触れつつ、昔の日本の良さを振り返ろうという回にしたいと思います。
日本の方はすっかり夏めいて来ましたので、今回も時期に合った物を紹介して行きたいと思います。
最近では就寝の時に蚊に刺されるという事も少なくなりましたが、以前は寝ているうちに刺されて翌朝痒い思いをしたという事もあったかと思います。
現在では部屋の中で専用のスプレーを2、3回噴霧しただけで、一晩は虫に刺される心配も無く安心して朝まで眠る事が出来ます。
とても便利な世の中になったと思いますね。
ひと昔前は蚊取り線香しか無く、エアコンもそれほど普及していなかった頃は窓を開けて扇風機を付けて就寝していた時代もありました。
今じゃとても考えにくい事かもしれませんが、以前は温暖化もそれほど深刻では無かったので、異常に暑くなったりとか、そういう天気にも成りづらかったんじゃないかと思います。
窓を開けていると、網戸を閉めていてもどういうタイミングで入って来るのか分かりませんが、蚊が部屋の中に侵入している事がよくありました。
そんな時に活躍したのが今回ご紹介する蚊帳ですね。
蚊帳は就寝場所の回りを薄いカーテンのような生地で囲むようにして蚊の侵入を防ぐ物です。
ですので蚊帳の中に入られてしまうと食われ放題になってしまうので、蚊帳の中に入る時は蚊帳の裾をバタバタ動かせて、もし近くに蚊がいた時にはそれで蚊を驚かせる事が出来ますので、その隙にさっと蚊帳の中に入るという寸法ですね。
たまには昔の夏の夜を過ごす方法を実践してみると、返って何か新しい感じがして来るのではないでしょうか?