混ざるといい時と悪い時があります
新しいワインを古いボトルに入れるなという意味なのですが、新しい物と古い物を一緒にしてはいけないという教訓みたいなものですね。
う~ん、正直この言葉を聞いてみて新旧を一緒にしちゃいけないかな~?という思いがありました。
もちろん時と場合によってはこの言葉がドンピシャな時もあるかとは思うのですが、必ずしも当てはまるとは限らないような感じはしますね。
新旧が上手く重なって物事が上手く行く時もありますし、もちろんそうじゃない時だってあります。
まあこの言葉の真意としては、古いものが悪影響を与える要素がある場合には新しいものを一緒にしてはいけないという事なのでしょうね。
古いものが良い影響を与えるものであれば、それはきっと素晴らしいコラボレーションになると思います。
でも人間でもそうですが、古い者は新しい者に淘汰されてしまう事を恐れて、余程理解の強い古い者でない限りは新しい者を取り入れようとはしない為に、受け入れたくないという気持ちからか新しい物を排除しようとして来ます。
ここの過ちに気付けない最近の古い者が多いのかなと思ったりもします。
この言葉を現在に当てはめる
会社とかでもそうかもしれませんね。
新しい者が会社に入ってくると、古い者は新しい者に自分の食い扶持を奪われる事を恐れて新しい者を排除しようとする…う~ん、今の社会の悪い部分が垣間見えて来るような感じがしてきますね。
最近は定年する歳でも元気な人が多いので、定年後も同じ職場で働き続ける人も多いです。
定年退職してしまうとこんなご時勢なので再就職は難しく、再就職が出来たとしても前職よりもはるかに待遇が悪いので、勝手が利く環境で身体が許す限り働き続けようと考える人が多くなっています。
そういう状況で新しい人間が現れると、確かに古い人間は自分が追い出されるのでは?と疑心暗鬼になるのは当然の反応かもしれません。
ですが、そこで下手にしがみ付こうとしても世の中の流れに逆らうだけで、古い者の知識だけでは結局何も生み出せないまま、その会社もどんどん廃れて行ってしまうという結果になってしまうのでしょうね。
今回のテーマはなかなか考え深くなりそうな内容ですね。
新旧が上手く混ざり合わないのであれば、今回のテーマの通り新旧は初めから一緒にしない方がいいのかもしれませんね。