尾生之信

尾生之信を表しています

今日は尾生之信という言葉の話です。
読み方はびせいのしんです。
尾生は人名で、中国の人の名前です。
信は文字通り信じる事で、尾生の信じる事という意味ですが、この尾生という人が約束した事をかたくなに守ったところからこの四字熟語は由来しています。

またそのかたくなさから、バカ正直な人を表す時もこの言葉を用います。

最近は極端な人が多いですから、この尾生のように約束を必ず守る人か、もしくは全く約束など守らないって人に分かれるのかなと思います。
そもそも約束とは守るものかと思いますが、守れないと色々とトラブルがあったり、また守れなかった本人も自分を責めたりしてしまい、今後は約束する事に抵抗が出来たりしてしまいます。

だから約束は基本守るものですが、どうしても守れない時というのもあると思いますので、そういう時は尾生のようにかたくなにならずに、お互いに仕方ないと思う事も大切だと思います。

相手を思いやる気持ちを持って、理解するように努めれば相手を責めたりする気持ちも無くなって来ると思いますし、約束を破ってしまった方も相手が寛大な心を示してくれれば相手に対して感謝の気持ちも出て来ると思います。
まあ中には感謝の気持ちが無い人もいたりしますけど…

約束をする事で仲違いする結果になってしまうのでは本末転倒な感じがしてしまうんです。

約束をする事によって、お互いを理解し合うきっかけになればいいですね。

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