傲岸不遜(ごうがんふそん)

傲岸不遜のイメージ

最近は結構います

景況感がないまま長い年月が過ぎて来ていますが、そういう状況がずっと続くとやはりどこでもギスギスした場面が見受けられるようになります。

例えばラッシュアワー通勤時の場面は結構顕著に見受けられます。
誰しもが狭苦しいスペースを余儀なくされる為に気持ちに余裕が無くなり、自分のスペースだけは確保しようとみんな心も狭くなってしまいがちです。

それ以前に近年は色々と便利な世の中になった分、心が乏しくなってしまいがちになってしまい、そういうところからも自分以外の誰かに思いやりを持つという事が無くなっている傾向が強くなっています。
相手に対する気持ちが無くなって来ると、相手がどういう気持ちでいるのかという事を考えなくなる為に傲岸不遜の気持ちが出て来てしまうのです。
相手の気持ちなんかよりも自分の事しか考えられないので、相手がどのように思っていようと自分の気持ちの方が優先してしまいます。

大事なのは自分の気持ちを押し付けるのではなくて、自分の気持ちを相手に知って貰いながら相手の反応もちゃんと見るという事ですね。
謙虚な気持ちが重要なポイントです。

日本人は以前から海外の人から謙虚な人間性だと言われていますが、次第に海外の人には多い考えである自分の思いを前面に押し出す事が日本人にも美徳みたいに思われるようになりました。
それ自体は全然いい事だと思いますが、いつしかそれ自体が前面に出過ぎてしまった為に謙虚さが最近は失われてしまっているのかなって思います。

傲岸不遜の人が増えてしまったのは恐らく色んな原因が重なっている為に、尚更なりやすい環境になってしまっているのかもしれません。
忘れていた謙虚さを再び少しでも取り入れれば、それが上手く気分転換に繋がって、何か塞がっていたものが無くなるかもしれません。

押してダメなら引いてみろの気持ちで、たまには謙虚に行くのもいいかもしれませんね。

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