これもなかなかいい意味です
読み方はぜんいんぜんかといいます。
言葉を見て何となく分かりそうな感じもあるかもしれませんが、意味としては良い事をしていれば良い結果が巡って来るという事で、やはり仏教から来ている言葉ですね。
結構子供の頃からこんな風に良い事をしていれば、良い事が巡って来ると言われてたんじゃないかと思いますが、実際は必ずしもそうとは限らず、ついには良い事したって良い事なんか巡って来ないじゃないかと諦めて、良い事なんかするものかと逆に思ってしまっている人もいるかもしれません。
まあ確かにそうかもしれません。
良い事をしたからと言って直ぐに良い事が巡って来たのであれば、みんな良い事しかしなくなってしまうでしょうね。
そればかりは時と場合にも依りますが、良い事をしていると気持ちが清々しくなって来るんですよね。
そういう気持ちでずっといられれば、ツキを呼んで良い事が巡って来るという事になると思います。
だから1回や2回良い事をしたからと言って、見返りを期待してはいけません。
そういう気持ちだと逆にツキは巡って来ないかもしれませんね。
また良い事をして良い事が返って来ないからと言って、良い事をする事を止めてしまうどころか悪い事に手を染める様な事をしてはいけません。
悪い事をすれば必ず自分に返って来ると言われていますが、それはあながちウソでもないかなと思います。
どんな悪い人でも良心というものは存在していて、自分では気付かない無意識の部分で作用して来ます。
人間は歳と共に心身ともに衰えて来るので、若い時には微塵も感じなかった良心の呵責も歳を追うごとに少しずつ強くなって行きます。
結局人間というものは悪行をずっと行えない性質なんですね。
誰もが善行を行った時の清々しさを欲するんです。
そういう清々しさがあってこそ、生きているという気になれるのかもしれません。
悪行を行っていて、良心の呵責に苛まれるような生活では生きた心地がしませんもんね。
生きているからこそ、善因善果が必要なんですね。
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