なかなか風流な感じがします
日本の古き良き夏を伝える一品に今回ご紹介する蚊取り線香入れがあります。
前回の蚊帳とセットで使われる事もありますね。
今でも蚊取り線香はこの時期になると売られていますが、恐らく屋内で使われる事はほとんど無く、屋外で使われる方が一般的になっているんじゃないかと思います。
前回の蚊帳同様、時代の移り変わりと共に次第に使われなくなって行きました。
正直なところ、煙たい割には蚊にはあんまり効いていないんじゃないかって思う時もあります。
煙すぎて蚊が参る前に人間が参ってしまうのではないかと思えるくらいですね。
それでもこの蚊取り線香、日本の夏の風物詩として現在もあり続けています。
その蚊取り線香を置くために作られたのが、今回ご紹介する一品になります。
わびさびが利いたその形は、一番最初にこの品を手掛けた方のセンスを感じますね。
まさか蚊取り線香とこれが繋がるなんて誰も思わなかったと思いますが、実際に蚊取り線香を置いてみると全く違和感が無く、返ってこの愛くるしい形に惚れ込んでしまいそうなくらいになってしまいます。
そんな事で今回のこの蚊取り線香置きを使って夏の夜を風流に過ごせば、多少の暑さくらいは忘れられるかもしれません。
夏の日はエアコンや扇風機で暑さをしのぐのはもちろんですが、夏だからこそ使う事の出来る粋なアイテムを使って風流な感じを出せば、暑さも少しばかり忘れられて夏の日の思い出にもなるので、まさに良いこと尽くしですね。
夏本番に差し掛かってこれから暑さも増して来ますので、暑さをしのぐ工夫をしてみるのも面白いかもしれません。
そうやって工夫を凝らしてみるのも、古き良き時代の日本の夏の過ごし方という感じがしますね！
