Galileo Galilei

ガリレオ・ガリレイの画像です。

権力の犠牲になる

ちょっと前に福山雅治さんがガリレオというドラマをやっていて、名前くらいは何となく聞いたことがあるけど、イマイチどんな人物か分からないとおっしゃる方が多いのではないかと思います。

私もその程度の知識しか無かったのですが、調べてみるとやはり色んな事が分かって来ますよね。

時は1500年代から1600年代の人で、数的な表現が得意だった父の影響でガリレオも数的に表現するのが得意になっていました。

後に望遠鏡を製作してから天文学にも通じるようになり、地動説を唱えるようになりましたが、それが教会の反感を買う結果になってしまいました。

彼が信じていた地動説は、今日では当たり前の話になっていますが、当時はその説自体が神の冒涜に繋がるとされ、当時勢力を持っていた教会が地動説を唱える人を弾劾していたと言われています。

考えてみると恐ろしい話ですよね。

真実がそういった理由で、まるでウソみたいな扱いされるって事です。

そして真実じゃない事が、まるで本当の事のように扱われるのも堪ったものではありません。
そんな事は今でもありますよね。

事実が捻じ曲げられてしまうという事があります。

権力のせいで正しい事が正しいと認められず、ただ権力の威厳の為に間違った事がまかり通るなんて馬鹿げた事なんて考えられません。

人間のエゴというものは本当に恐ろしいです。

決してそういう人間には成りたくないですね。

世の中がおかしくなる原因の一つにも成り得る事柄です。

ちょっと話が逸れてしまったので、ガリレオの話に戻します。
晩年においては、元々余り上手く立ち回りが出来ない性格だったので、次第に周りに敵を作ってしまったそうです。四六時中望遠鏡で天体観測をしていたのが祟ってしまったせいか、両目を失明してしまいました。

それでも最後まで研究に余念が無く、亡くなるまで研究をし続けました。
何か最後はちょっと可哀相な感じですね。
本当の事が認めて貰えなかったというのは辛い事ですね。

でも現在彼の研究した事が世の中では一般的な事になり、彼の説は認められて久しいですし、彼の名前も未だに世の中には知られています。

彼の凄いところは、世の中に認めて貰えなくても自分の研究した事が正しいという確信を持って、その後も研究を止める事無く、亡くなる直前まで続けたという事ですね。

最近はちょっとした事で直ぐに挫折しちゃう事が多い世の中ですから、こういう部分は学びたいなって思いますね。

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