久しぶりに音楽の話題です

爆竹のイメージ

懐かしの音楽の話題

私はロックが元々好きなので、邦・洋問わず、はたまた自分が知らなかったアーティストでも割と抵抗なく聴いたりしますが、そんな中で今回ご紹介したいアーティストは、年数で行くと既に大御所くらいの活動期間になりますね。
知る人ぞ知るという感じのバンドになると思います。

80年代後半から今でも活動を続けているバンドで、名前をBUCK-TICK(バクチク)といいます。

少しでもご存知の方であれば、うわっ出たよ~って感じになると思います。
多分そういう感じになった方は40代~50代前半くらいでしょうか?

現在は色んなタイプのアーティスト・バンドがあって、ドン・キホーテの店内みたいに目移りをしてしまいがちですが、当時はまだそんなにどぎつい恰好をしたアーティストは数少なく、ロックが好きだと不良だと言われるくらいの時代に彼らは活動し始めました。

私が今でも印象に残っているのは、ギターの今井 寿さんの恰好とドラムのヤガミトールさんのヘアースタイルですね。
視線の持って行き場という意味ではヴォーカルの櫻井さんを喰ってた部分があったのではないかと思います。

今井さんはライブか何かでフルフェイスのヘルメットを被って演奏していた事があって、それが今でも印象に残っています。
あとはヤッターマンみたいに目の辺りだけ帯状に黒く塗ってみたりしていた事もありましたね。
当時メジャーなバンドの中でそういう奇抜な事をする人はほとんどいなかったので、相当目立ったと思います。
ギターの音もなかなか独特な音を使ったりして、なかなか強いインパクトがありましたね。
左利きのギタリストというのも当時はほとんどいませんでしたし、一度LSDで捕まった事すら彼のスタイルの箔付けを助けたのではって思います。
今井さんが特になんですけど、バンド全体が何か危険な感じを醸し出していて、そういう雰囲気も人気に繋がったのかなって思います。

ヤガミさんは垂直に立てた髪の毛がシンボルになっています。
当時その影響もあってか、マネする人がいて、ダイエースプレーが地味に売れたとか、売れなかったとか…

久しぶりに彼らの姿を見てみたら、基本はそんなに変わっていないようなスタイルだったのですが、当時よりもダーク感が無くなったような印象を受けました。
音楽的にもやはり根本は変わっていない感じで、当時からロックだけにこだわらず、グレゴリオ聖歌を入れたり、曲の幅と引き出しの多さは流石だなって思っていましたが、現在は更に円熟味を増した感じすら受けました。

メンバーも変わらずずっと続けて来ているというのも凄い事だと思いますね。
大抵バンドだと、売れる前に解散、売れてもピークを過ぎると解散、解散してほとぼりが冷めると再結成、メンバー交代は当たり前というのが暗黙的な決まり事となっていますよね。
おそらく長い年月の中で当然紆余曲折もあったと思いますが、それでも同じメンバーでずっと続けて来れたっていうのは本当に凄いの一言に尽きます。

同じ群馬出身のメンバーがいるBOOWY(ボウイ)とは対照的な活動スタイルなんですが、人気絶頂の時にふと解散して今でも伝説として語り継がれるのがBOOWYの活動方法であれば、BUCK-TICKの場合は過度の人気が過ぎた後でも自分たちの音楽を創り続けて行くというスタイルも魅力の一つだな思います。

継続こそ力なれではないですが、一つのバンドとして今まで続けられた事に敬意を表したいと思います。

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